あの素晴らしい愛をもう一度
2010年 09月 24日
こんばんは。モンドセレクション金賞受賞の市原です。
夏に友人から借りまくったDVDをようやく観ています。映画数本とドラマ1タイトル。そのドラマが『セクシーボイスアンドロボ』。2年くらい前のドラマだろか。松山ケンイチと大後寿々花主演の。
僕、決まった時間に家にいないのもあって昔からほとんどドラマって観ない子なんですよ。観てたのって『青い鳥』『IWGP』『伝説の教師』とかそのくらい。あと『透明人間』と『新撰組!』。『セクシーボイス~』も本放送時から気にはなっていたんだけど、毎週同じ時間にテレビの前にいられるはずもないので諦めてスルーしたわけです。それから数年。たまたま友人宅に遊びに行った際に、彼のDVD棚にそのタイトルを見つけ強奪、殺害ののち、放火に至ったわけです。ごめんね。
そんで『セクシーボイス~』を最終回まで観終わったところなんですが、なんかこう、寂しい。ドラマの終わり方が寂しいけど強かったからというよりも、もうその登場人物たちに会えない寂しさ。これは芝居を観終わった後にも感じることがあるのだけど、なんだろう、登場人物たちとの共有感? 自分も中に入って一緒に時を過ごしたかのような? 僕が移入し過ぎなのだろうか。ドラマ好きは毎回この寂しさを味わっているのか? でも、そのドラマが終わってもすぐに次の新ドラマが始まって、またそこの登場人物たちと時間を共有して…ってあれ? 何かに似てる。そうだあれだ。恋人との別れ。立ち止まる人もいれば、次から次へとコロコロ変える人もいる。新規か上書きか。人にはそれぞれ事情がある。松ケンも大後寿々花も決して美男美女じゃない。だがそれがいい。
〓えつこ〓
by jet-beetle
| 2010-09-24 04:33
| 雑記