get up get up all!!!!!!!!
2014年 10月 26日
こんばんは。愛を乞うひとと書いて市原ユウイチです。
怖い夢を見た。家の中でもう一人の自分に襲われる夢。もう一人の自分は悪意に満ちた笑顔を浮かべながら梯子の上から僕を蹴落とそうとしてきた。
物を投げつけ彼が怯んだ隙に、手帳やペンケース、携帯の充電器などをバッグに詰め、二度とこの家には戻るまいという気持ちで僕は駆け出した。
最後の部分だけ聞くと過去や自分の嫌いな一面との決別のような、とても前向きなイモージ、イモージってなんだよ、イモージ。あれ、言えない。イモージ。ダメだ、印象。印象を持つんですが、夢占い的には夢にもう一人の自分が出てくるのはあんまり良い兆候ではないらしいです。
「自分の旦那を思い浮かべて、良い人だなと思ったらそいつは仕事ができない」「良い人は人を押しのけてまで出世しようと思わない」
そんな言葉を人づてに聞いたのだけど、おそらくこれがそんな夢を見た要因の一つなんじゃないかなと。
別に自分が良い人だとは思わないけど、昔から人を押しのけて進むことへの強い抵抗が拭えない。電車のドアが開くなり降りる人すら押しのけて我先に座席を取りに行く人には見苦しさしか感じない。自分がどう見えてるのかって想像したことないのかな。
でも、そうやって自分の居場所を確保していく生き方もあるのかもしれない。押しのけて蹴落として。僕の一番忌み嫌うやり方、人が集まる世界が。
昨年10月の『レオンゴンゲキレンメズの万博』が作品的にも座組的にも理想的だったように思う。まとまりや一体感があるわけじゃないんだけど、職人が集まってて、一人一人が自分の仕事をしてる。それの集合体。『SとNの終わらない旅』の座組に似てるかもしれない。終わってずいぶん経ったからそう思えるのかもしれないけど。
人を押しのけられない人間がそういう人たちに勝っていくには、背後から刺すしかないんですよね。前しか向けない人たちの。
etk.
by jet-beetle
| 2014-10-26 12:44
| 雑記