灰に成間で。
2015年 06月 01日
みなさんこんばんは。隠したナイフが似合わない市原です。
ゆーわけで、tetsutaro produce『雨ウツ音ナリツヅ9日々』が無事に全日程を終えました。ご来場下さったお客様、ご協力下さったスタッフの皆様、そして一緒に作品をつくり上げた共演者の皆々へ、多大なる感謝と敬意を。
題材とチケット料金の面で気軽に観に来にくいのではないかという危惧があり、プロモーションの際にとても気を遣い、言葉を選んだ。また、役柄的に自分という役者の名刺代わりに出来る役だったこともあり、まだ僕の舞台を観に来たことのない人たちへのプロモーションにも挑戦した。今回の課題は演技のことよりもプロモーション、そして集客にあったと言っても過言じゃなかった。
これはあまり書くべきことじゃないかもしれないが、結果は集客数において全盛期だった4年前の半分以下。これでもここ最近では頑張った方だという事実が情けなくて恥ずかしい。ミスチルがミリオン売れない時代であることを考えると仕方ないのかもしれないが、本気で廃業を考えた。今も考えている。
いや、考えるべきは観に来たくなるようなプロモーションと出演作品選びだ。
自分の芝居で誰かを救いたい。一時でも幸せな気持ちにしたい。笑わせたい。その一方で、僕が芝居をやっていることで不幸になったり不快になったり迷惑を被ったりする人がいるのも事実。それでも、自分のためにやっていることが誰かのためになることがあると信じたい。
申し訳ないけど、誰かのためには生きられない。自分の人生に責任を持ちたい。23歳の時に思ったこと。
どんよりした文章が続いたから明るく行くね\\\└('ω')┘////
いやー、ほんとに久しぶりに楽しくて仲の良い座組でした。特に本番1週間前に劇場入りしてからの座組の仲良しっぷりは、役者はあくまで個として舞台に立つべきであるという主義の僕が少し不安になるくらいの楽しさでした(笑)。
別にここ最近の座組が仲悪くて楽しくなかったというわけじゃありません。僕は演技と演技でちゃんとコミュニケーションが取れて対話が出来ていれば、必要以上にキャスト同士で仲良くなろうと思わない主義なんです。プライベートにも踏み込みたくないし踏み込まれたくないし(がっつり絡みのあった藤田勇人くんとは割とそんな感じで接せた)。
ただ、今回は初舞台だったりそれに近いような経験の浅い演者もいたので、良い作品にするためにありとあらゆる手段を使ったというか。仲良く楽しくなるのもその一つだったというか。強がり(笑)?
それでもやっぱり楽しかった。
プロデュース、作、演出、出演、舞台監督、舞台美術など、あり得ないほどの仕事量を一手に担った新里さんの人柄が良いから、集まってくる人たちも良い人ばかりだった。
本番10日ほど前に決まったBキャストの2人の追い上げと集中力、座組への溶け込みっぷりも素敵だった。
あとはやっぱり、20代前半が多い若い座組だったからかな。彼らに触発され、エネルギーをもらったおかげで今回最後までやり通せた。若者のVIBESに感謝。
@yuichihara: 今まで演じた中でも最も愛しいと思える役であり、今の自分に似た境遇、似た迷いを抱える役。それだけに、ラストシーンで彼が選んだ道を自分が選び切れていないが故のギャップを埋めるのが苦しかった。終わる戦いもあれば続いていく戦いもある。梨汁プッシャー。
人間を磨くことが芸を磨くことであればいいな、と思う。他方、技術を磨いて人格がダメでも許してもらえるようにしたい、と言う人もいる。それもまた真なりと思ってしまう自分もいる。その逆はダメだと思うけど。
自分の芝居で誰かを救いたい。一時でも幸せな気持ちにしたい。笑わせたい。その一方で、僕が芝居をやっていることで不幸になったり不快になったり迷惑を被ったりする人がいるのも事実。それでも、自分のためにやっていることが誰かのためになることがあると信じたい。
申し訳ないけど、誰かのためには生きられない。自分の人生に責任を持ちたい。23歳の時に思ったこと。
どんよりした文章が続いたから明るく行くね\\\└('ω')┘////
いやー、ほんとに久しぶりに楽しくて仲の良い座組でした。特に本番1週間前に劇場入りしてからの座組の仲良しっぷりは、役者はあくまで個として舞台に立つべきであるという主義の僕が少し不安になるくらいの楽しさでした(笑)。
別にここ最近の座組が仲悪くて楽しくなかったというわけじゃありません。僕は演技と演技でちゃんとコミュニケーションが取れて対話が出来ていれば、必要以上にキャスト同士で仲良くなろうと思わない主義なんです。プライベートにも踏み込みたくないし踏み込まれたくないし(がっつり絡みのあった藤田勇人くんとは割とそんな感じで接せた)。
ただ、今回は初舞台だったりそれに近いような経験の浅い演者もいたので、良い作品にするためにありとあらゆる手段を使ったというか。仲良く楽しくなるのもその一つだったというか。強がり(笑)?
それでもやっぱり楽しかった。
プロデュース、作、演出、出演、舞台監督、舞台美術など、あり得ないほどの仕事量を一手に担った新里さんの人柄が良いから、集まってくる人たちも良い人ばかりだった。
本番10日ほど前に決まったBキャストの2人の追い上げと集中力、座組への溶け込みっぷりも素敵だった。
あとはやっぱり、20代前半が多い若い座組だったからかな。彼らに触発され、エネルギーをもらったおかげで今回最後までやり通せた。若者のVIBESに感謝。
@yuichihara: 今まで演じた中でも最も愛しいと思える役であり、今の自分に似た境遇、似た迷いを抱える役。それだけに、ラストシーンで彼が選んだ道を自分が選び切れていないが故のギャップを埋めるのが苦しかった。終わる戦いもあれば続いていく戦いもある。梨汁プッシャー。
人間を磨くことが芸を磨くことであればいいな、と思う。他方、技術を磨いて人格がダメでも許してもらえるようにしたい、と言う人もいる。それもまた真なりと思ってしまう自分もいる。その逆はダメだと思うけど。
灰になるまで、命果てるまでやってやろうと思う。
by jet-beetle
| 2015-06-01 23:20
| 芸事