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本駒込に一度も降りたことのない市原ユウイチが主義、主張、哀願をつづるブログ。忘れようとしても思い出せないブログ。


by jet-beetle

脚が絡まっても踊り続ける

こんばんは。身も蓋もない市原です。

あまり映画や舞台を観ないという役者の先輩が「数少ない好きな映画」と語る『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』を観てみました。

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いやー、久々に息をするのを忘れて観入ってしまいましたラスト20分。さほど期待していなかった分、胸を打たれる打たれる。それまで大げさで賞狙いの演技によって逆にアカデミー賞から遠ざかっていたアル・パチーノがこの作品の演技でアカデミー賞を獲得したのも頷けます。もうとにかく観て、としか。生きてく力をもらえます。
ちなみに、僕の人生における二大名画は『フォレスト・ガンプ』と『マスク』です。こちらも人生の素晴らしさ楽しさを実感させてくれる名作。



さて、この映画を観て思い出した映画と人があります。ロビン・ウィリアムズが主演の『いまを生きる』。そして授業でそれを見せてくれた小学校5、6年生の時の担任、黒田先生です。
自由と自立、そして責任ある生き方を人生で初めて教えてくれた方と言っても過言ではないくらい、当時の自分にとって衝撃的な出会いでした。
(それまでの先生たちは皆、画一的でみんなと一緒であることばかりを美徳としていたように思えました)

その先生は今どうされているのだろう、とググってみましたところ、さすが現代は調べりゃ何でも出てきますね。なんと先生、関東学院大学の准教授になっておられました。

大学の公式動画。二人目が黒田篤志先生。

少し落ち着いた感はあるものの、お声も話し方もあの頃と変わらず、とても懐かしいような温かい気持ちになりました。

当時30とか31歳だった恩師の年齢を今の私は越えてしまいましたが、あの時の先生のように誰かを導いたり行く路を示してあげたり出来る自信は、にゃい。恥ずかしながら未だに自分のことで精一杯です_(:3」∠)_

ただ、人生は生きるに値するものだ、と今なら胸を張って言えます。自分には出来ないと思っていたものがいつの間にか出来るようになってたりすることがあるからね(笑)。



etk.

by jet-beetle | 2015-11-07 03:12 | 雑記