本駒込に一度も降りたことのない市原ユウイチが主義、主張、哀願をつづるブログ。忘れようとしても思い出せないブログ。


by jet-beetle

車も電話もないけれど

こんばんは、市原です。趣味は苦虫を噛み潰すことです。

さて(あ、さて)インタールードを挟みつつ、先日の公演が無事に終わりましたご報告を。


ブログでのご挨拶が遅くなりましたが、『メビウス-201709-』無事に終演&生還することが出来ました。ご来場下さったお客さま、終演後にお声がけ下さったお客さま、行けないけどと応援をしてくれた友達、本当にありがとうございます。
また、葛藤も多い状況の中、1ヶ月半にわたって共に稽古した相方のことりさん、難易度の高いケースということで急遽助っ人として演出に入ってもらった盟友にして主治医の山田くん、ウチのチームだけ大きく違う演出にもかかわらず柔軟に対応して下さった各セクションのスタッフさん、制作、プロデューサー各位、よそ者の僕にも優しく接して下さった他チームの役者さん達にも心から感謝します。


人生で一番大きな出来事があった後に、たまたま舞い込んだ出演のお話。無茶でハードルの高い企画に、どーせやるなら普通のことやってちゃいかん、と出演を受けました。

僕がまた芝居をやることを冷ややかに見た人もいれば、復帰を喜んでくれた人もいました。前者は僕にはどうしようもないのですが、後者に関しては復帰した感覚はなく、かと言って休止した感覚もなくひたすら地続き。重くなった腰を上げさせる案件がたまたま来たからっていう。だから、この話がなければ今も部屋の隅で膝を抱えていたかもしれません。

9月の中盤は他にも難儀なことが多く、正直戻ってきちゃいけなかったのかなとすら思った時期もありました。まぁ、自分の捉え方次第ですね。答えはすぐに出ません。

「全身でセリフを言う」。なるほど、メカラ・ウロコでした。忘れていただけかもしれません。や、きっとそうだ。かつて所属したアニマル王子の代表、松野さんが観に来てくれた際にいただいたアドバイス。千秋楽だったから今回は生かしようがありませんでした(笑)。

終演後に多くのお客さまからお声をかけていただきました。脚本の力とお客さまの想像力、そして僕らの汗が作り上げた70分でした。お客さまが楽しんで感動して下さったならそれ以上のことはないと思います。逆に言えば、それ以外のことはどうでもいい。

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劇場近くにあったお店の看板。行きたかったけどご飯食べられる精神状態じゃなかった(笑)。


表現を発散や排泄とするタイプのアーティスト、パフォーマーは産みや生活の中で苦しみがちだし、苦しむことを要求されがちな気が致します。それが実際どのくらい作品に反映されているかは何とも言えませんが、鬱屈や不自由といったものを打破せんとするパワーが爆発し、作品や表現に昇華されている様は美しいものです。ここで終わります。



etk.

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by jet-beetle | 2017-10-08 00:00 | 芸事 | Comments(0)