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本駒込に一度も降りたことのない市原ユウイチが主義、主張、哀願をつづるブログ。忘れようとしても思い出せないブログ。


by jet-beetle

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おはようございますこんにちは。喉は強いが心は弱い、市原ユウイチです。ご訪問ありがとうございます。

この記事では市原の出演する舞台、映像、ライブなどの活動状況を定期的かつ不定期にアップしております。
普段の活動・生活の記録や雑記は下の記事に最新のものがありますのでそちらをご参照下さい。暇つぶしに、あくまで暇つぶしに。


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セカイ系ロードムービーと銘打った脚本を執筆中。
(発表予定無し)

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終了しました!
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◎ミチコイスタンブール
『ことわりにむかい』
2/18〜2/21@明石スタジオ
全6ステージ

◎しめじ vol.1
『ラストチャンス』『家族の風景』
3/16〜3/20@RAFT
全6ステージ

◎しめじ vol.2
『サバイバー』
6/8〜6/12@RAFT
全8ステージ

◎ゴブリン串田のミニシアター
〜イチハラ君の場合〜
9/17・9/18@神田Kホール
全5ステージ

◎しめじ vol.3
『ハピネス』
10/19〜10/30@RAFT
全11ステージ

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by jet-beetle | 2016-12-31 23:59 | 芸事 | Comments(0)
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こんばんは市原です。特技はコメントを差し控えることです。

毎年恒例、みなさんお待ちかねのアレを発表します。あくまで市原が今年初めて聴いた or 今年になって魅力を再発見した音楽が受賞しますので2016年発表以外の曲も多々あります。つーか今年の曲はほとんどありません。いきまひょ。



優秀楽曲賞

トリセツ/西野カナ
今年の曲かと思ってたけど去年の曲だったのね。でもこの歌詞はちょっと衝撃的だった。叩いてる人も多いけど、いいじゃんって思うの。かわいいもんじゃんって。


プライマル/オリジナル・ラブ
オトナ。ロマンチック。エロティック。
「愛は命よりも前にあるから」っていう歌詞にはナルホドと膝を打った。


偏西風/La'cry ma Christi
人は10代の頃に洗礼を受けたカルチャーに死ぬまで縛られる、と云うけど、僕にとっては中2の時のヴィジュアル系文化がその1つだったりする。
それはそれとして、何故今この曲なのか。何がキッカケだったのか。思い出せない。が、とにかく名曲。ちょっと異常なくらいの。


Kim deal/the pillows
今年のピロウズ躍進のキッカケになったのは“カッコーの巣の下で”なので、それを挙げようかとも思ったけど、このストレートかつ切実な祈りのようなギターロックが俺の胸を打ち弦をかき鳴らし。


花束を君に/宇多田ヒカル
数字やチャート的に違うのは承知の上で言うけど、この曲が今年一番日本でヒットし聴かれた楽曲なんじゃないかと僕は思うよ。以上。


ドクターペッパーの夢/真島昌利
なかなか手に入らない曲も違法ながらアップされているYouTube。この曲もそこで見つけ、たくさんたくさん聴いた。
世の中がどんなに変わり、人々が時代に流されていってもマーシーの歌だけはいつも本当のことを歌っていると思う。
余談だけど、完璧な人間はいないというのは大前提として、この人の言ってることはいつも間違ってないという人がいる。故人だと忌野清志郎、立川談志、赤塚不二夫。ビートたけし、タモリ、美輪明宏、樹木希林、甲本ヒロト&真島昌利、そして今上天皇皇后両陛下。話が逸れた。


天国旅行/THE YELLOW MONKEY
初めて聴いたのは高校生の時だった。イエローモンキーのみならず日本のロック史上、最高峰に位置する一曲。今年、遂に生でイエローモンキーを観に行くことが叶った上、この曲も聴けたのは一生モノの宝物。
動けなかった。この曲のイントロが始まってから。下手したら呼吸すら出来てなかったかも。死の肌触りとそれと表裏一体にあるドロドロなまでの生存本能。官能。イエローモンキー=この曲って言っても過言じゃねっす。


デボラのテーマ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』オリジナルサウンドトラックより)/エンリオ・モリコーネ
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』で印象的に流れる楽曲。これが頭から離れないせいで哀愁、郷愁、切なさ、枯れ、そんな気持ちに支配されたこの冬。
『ニュー・シネマ・パラダイス』ほどのメジャー感はないものの、どうしようもなく心に染みるのです。



優秀アルバム賞

醒めない/スピッツ
スピッツは中学生の頃から大好きだし、おそらくこれから一生一番好きなアーティストとして揺るがないと思うのだけど、正直ここ数作は凡作が続いた(それでも十分素敵な作品群ではあるのだけど)。だから、まさかこの期に及んでスピッツがこんな傑作を生み出してくるとは思わなかった。現在『さざなみCD』と同率2位。
このアルバム、別れと再会がテーマなんじゃないかと推察させるようなワードが散りばめらていて、その辺も非常に素敵。


STROLL AND ROLL/the pillows
CDTVでこのアルバムが出たのを知って、これまたYouTubeで聴いてたらハマっちゃって。
これもそうだけど、今年はYouTube発の音楽が多かった気がする。どれも公式じゃないのがアレだけど。
ただ、もちろんのこと、やっぱりCDで聴くのが一番です。音もそうだし、物質感。手に入れてる感。ジャケットや歌詞カードも含めての。


Fantôme/宇多田ヒカル
ここで色々説明するまでもなく、日本一の売り上げを誇る天才アーティストの8年ぶりとなるオリジナルアルバム。
この作品について同年代の女性と話していて発見があった。R&Bとかヒップホップといった、いわゆる黒人音楽の類を愛聴する彼女はデビューから結婚するあたりまでのダンサブルでイケイケな宇多田ヒカルが好きと言うのに対し、僕は『DEEP RIVER』以降のJ-POP寄りだったり大人だったりな方向にシフトしていった宇多田ヒカルが好きっていう違いがある。共通するのは「宇多田ヒカルすげー!」っていうその一点。


Cosmic Explorer/Perfume
何故かPerfumeはオリジナルアルバム全部持ってる。前作はやたらカッコよくて、カッコよすぎて、低音とかめちゃお腹に響く感じが実はあんまり好きじゃなかったのだけど、今回はスッと入っていけた。“Sweet Reflain”ほんとすき。
アマゾンのレビューとかだと特に構成の点において評価があまり高くない印象があるのだけど、僕のようにシングルを買わず、CMで流れてくるのを耳にするだけのライトリスナーにはシングル(多少いじってあっても)がカップリング含めてたくさん入ってるのは決して悪くないことではある。あるります。


ACRI Original Soundtrack
学生時代に音響やってた時に、劇中で使う曲を探すためにサントラを聴いてたのがいつの間にか習慣になって現在に至る。
実はこのサントラ、学生時代にレンタル屋で借りてMDに落としておいたのを、9月に久しぶりに演出をやった際の曲探しで発掘。いい。とてもいい。今でも聴いてる。未見だった映画本編にもとても惹かれたのでツタヤのお取り寄せサービスでレンタルしたのだけど、これまたいい。当時は不評で叩かれたらしいけど。なんで惹かれるのかなーと不思議だったのだけど、原作者の名前見て納得。



優秀アーティスト賞

the pillows

前々から好きだったバンドだったけど、爆発的に聴き込んだのは今年から。キッカケは春に発売された新譜。聴いてなかった過去のアルバムも遡ったし、初めてライブにも足を運んだ。で、これがすっごく楽しかった。普段ライブに行っても拳を上げたりしない市原が自然とやってた。

去年の覇者スカパラといいピロウズといい、あまり通好みのしそうにないバンドが幅を利かせる昨今の市原ワールド。これがどういった心理状態なのか、僕は、しらねぇ。




いかがでしたでしょうか。今年はYouTube発信の音楽や映画音楽の台頭が目立ちました。また、ピロウズ、イエモン、BUCK-TICK、スピッツと、相変わらず大好きなバンドのライブを観ることが出来た一年でした。昔からしたら考えられないことです。ほんと。
来年も素晴らしい音楽とたくさん出会えますように。そしてそれが新たな人とのつながりを生み、自分の活動に還元・反映させていきたいと強く思うのでござる、ってこれほぼ去年と一緒( •́ .̫ •̀ )



etk.

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by jet-beetle | 2016-12-30 19:00 | 音楽 | Comments(0)

売らない

市原です。趣味は1個師団を壊滅させることです。






下の図をご覧ください。


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これは九星気学における八白土星の今年の運勢をグラフにしたものです。

九星気学を知ったのは夏に深川不動尊に行ったのがキッカケでした。

それまではせいぜい風水くらいで、あまり占いの類は信じていなかったのですが、今年一年、概ねこのグラフの通りでした。いやー、びっくりした。

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年単位だけでなく月単位のもあるのですが、これも正解率高いです。9日ごとにやってくる暗剣殺(突然の災難に見舞われる日)に注意ですが、何もない時は何もない。

別に何のステマでもないです(笑)




etk.

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by jet-beetle | 2016-12-28 10:21 | 雑記 | Comments(0)
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「僕はもう、家系が好きじゃないのかもしれない」、そんなことを最近思う。


出身が家系ラーメンの本場たる横浜なので、ティーンエイジャー(笑)の頃から家系はたくさん食べてきた。中でも壱八家と横濱家はよく行ったなぁ。もちろん総本山の吉村家も(あすこのチャーシューが好きじゃないのであまり足が向かなかったけど)。


単刀直入に申せば、僕は、いや、私は、太麺が好きじゃない。短い麺も好きじゃない。でも太麺は家系を家系たらしめる重要な要素。それに加えて、最近都内各地に乱立する家系ラーメン店のは…スープに深みがないというか。濃いだけ。麺に絡まない。っつー。。


単純に好みが変わっただけなのかな。太麺が好きじゃないことに気付いたのもここ数年の話だし。まぁ、僕が家系ラーメンを好きであろうが嫌いになろうが世界は顔色一つ変えない。なんなら僕の世界にだって何の影響もない。そーすっとこの文章を書いた意味はないし、突き詰めていくと生きてる意味なんか


最後に、最近食べて美味しかったラーメンの画像でも(見事にこってり系ばっかだ)。
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etk.

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by jet-beetle | 2016-12-27 15:39 | 雑記 | Comments(0)

至らなさのつれづれに

こんばんは。素材の味を生かさず殺さず市原ユウイチ。


・『逃げ恥』の余韻と湯船に浸りつつ、友人と電話。
ずっと元気のなかった友人だけど、発想の転換と持ち前の人を見る目で、人生に対してとても前向きになっていた。話していてこちらも元気になった。
やっぱり人と話すのって大事なんだな。気の交換にもなる。ちゃんとした人とちゃんとしたことを話せばね。


・流行り物つながりでもう一つ。『君の名は。』国民的大ヒットですね。あまりアニメに造詣の深くない僕でも新海誠作品はいくつか観ていて、琴線に触れること多々だったので公開前は観に行こうと思ってたんですが、舞台があったりあまりにも話題になり過ぎて腰が引けたりなんだりで結局未だに観れてないのです(他にも理由はあるけれど)。
ただ、社会現象にまでなってしまった今と、公開前とでは観に行くモチベーションが変わってしまってんじゃないのか、と思ったんです。公開前は単純に新海誠の新作を劇場で観たいと思っていたんですが、今はどちらかと言うと、エンターテイナーの端くれとして流行の最先端を、とか、人との会話について行けるように、みたいな理由の方が大きくなっちゃって。良くないなぁって。じゃあ行かなきゃいいじゃん、もしくは純粋に作品を楽しみに行けばいいじゃんってまぁそうなんですけど。


・じゃあ○○しなきゃいいじゃん、で思い出した。芝居やって10年近くになりますけど、やってても大半はつらいことばっかなんです。絶望したり悔やんだり自責したり閉ざしたり自棄になったり。で、そう言うと「つらいなら辞めればいいじゃん」って言ってくる人がいますが、じゃあお前はウンコが臭いからって「じゃあしなきゃいいじゃん」ってなるのか?っつー話なわけです。もう趣味でも仕事でも義務でも遊びでもないです。ウンコです。性格なのかもしんないですけど。


・やっぱりこう、基本的に自分のことは否定してしまうというか。自分クソ。マジ人間やめた方がいい。何をするにせよ考えが足りない。考えに考えた挙げ句踏み出した一歩ですら間違ってたんじゃないかとウジウジ考えて自責アンド自責。
そんな感じで自身に関しては充分すぎるほど自分でディスってるので、外部からの叱責や批判はお断りしたい気持ちでいっぱい(笑)。でもそれだと「コイツは成長しようという気持ち、誠実さがない。殺せ。家に火を放て。一族郎党皆殺しだ」ということになるので真摯に受け止めるフリ。してたら抱えきれなくなって爆死_(:3」∠)_
自分を褒めてくれる人たちの声を録音して持ち歩きたい。


・OneBillBanditの公演を観劇@阿佐ヶ谷アルシェ。
もう15年近い付き合いになる面々はみんな社会人やりながら年に一回こうやってやってるわけで、付き合いの長さもあってそのグルーヴ感は折り紙つき。主宰・木下氏の緻密な計算の元に仕組まれた笑いと、それを体現しようと頑張ったり頑張らなかったりするボンクラ共の饗宴。

今回は史上最多のキャスト数かつ新しい顔ぶれが多いこともあり、おなじみの面々の活躍シーンが満足に堪能出来なかった面もあったり、でもその割に余白が多くないか?などと思うところもあるものの、1000円でこれだけのものを見せる心意気にはほんとに敬意を表したい。

儲けようとしてないが故の強みもあるとは思うので一概には言えないけど、大した信念も良心もないまま3500円以上の値段設定をしてくる小劇場が少なくないので、そういうヤツらはマジで一回観に行って、適正価格というものについて考えて欲しいと思う。
まともに舞台を観たことがないまま大人になる人だって珍しくない現在の日本において、小劇場は手軽な娯楽になって欲しい。そうじゃないと映画には永遠に勝てないと思うんです。CDよりライブの方が面白いじゃん、基本的には。一度でいいから観に来てもらいさえすれば。あとは合うか合わないかだから。


・初めてCDを買ったのが20年前の今日だった。その更に20年前というと、なんとザ・バンドが『ラスト・ワルツ』で解散した年。
なんというか、1976→1996の20年と1996→2016の20年では時代の流れ、特にスピードが全然違う感じがする。成熟社会になったんだろうな。文明の飽和。特に携帯電話とインターネットの普及はデカいと思う。それと2011年の震災以前と以後では時間の速さが変わってしまったと感じる人は僕だけじゃなかったようです。


・しゃべりすぎた。その割に話が逸れてるっていう。

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etk.

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by jet-beetle | 2016-12-18 02:44 | 雑記 | Comments(0)

谷川俊太郎の33の質問

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質問1 金、銀、鉄、アルミニウムのうち、もっとも好きなのは何ですか?


質問2 自信を持って扱える道具をひとつあげて下さい。


質問3 女の顔と乳房のどちらにより強くエロチシズムを感じますか?


質問4 アイウエオといろはの、どちらが好きですか?


質問5 いま一番自分に問うてみたい問いは、どんな問いですか?


質問6 酔いざめの水以上に美味な酒を飲んだことがありますか?


質問7 前世があるとしたら、自分は何だったと思いますか?


質問8 草原、砂漠、岬、広場、洞窟、川岸、海辺、森、氷河、沼、村はずれ、島―どこが一番落着きそうですか?


質問9 白という言葉からの連想をいくつか話して下さいませんか?


質問10 好きな匂いを一つ二つあげて下さい。


質問11 もしできたら、「やさしさ」を定義してみて下さい。


質問12 一日が二十五時間だったら、余った一時間を何に使いますか?


質問13 現在の仕事以外に、以下の仕事のうちどれがもっとも自分に向いていると思いますか?指揮者、バーテンダー、表具屋、テニスコーチ、殺し屋、乞食。


質問14 どんな状況の下で、もっとも強い恐怖を味わうと思いますか?


質問15 何故結婚したのですか?


質問16 きらいな諺をひとつあげて下さい。


質問17 あなたにとって理想的な朝の様子を描写してみて下さい。


質問18 一脚の椅子があります。どんな椅子を想像しますか?


質問19 目的地を決めずに旅に出るとしたら、東西南北どちらの方角に向かいそうですか?


質問20 子どもの頃から今まで、ずっと身近に持っているものがあったらあげて下さい。


質問21 素足で歩くとしたら、以下のどの上がもっとも快いと思いますか?大理石、牧草地、毛皮、木の床、ぬかるみ、畳、砂浜。


質問22 あなたが一番犯しやすそうな罪は?


質問23 もし人を殺すとしたら、どんな手段を選びますか?


質問24 ヌーディストについてどう思いますか?


質問25 理想の献立の一例をあげて下さい。


質問26 大地震です。先ず何を持ち出しますか?


質問27 宇宙人から〈アダマペ プサルネ ヨリカ?〉と問いかけられました。何と答えますか?


質問28 人間は宇宙空間へ出てゆくべきだと考えますか?


質問29 あなたの人生における最初の記憶について述べて下さい。


質問30 何のために、或いは誰のためになら死ねますか?


質問31 もっとも深い感謝の念を、どういう形で表現しますか?


質問32 好きな笑い話をひとつ、披露して下さいませんか?


質問33 何故これらの質問に答えたのですか?
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by jet-beetle | 2016-12-14 02:08 | 雑記 | Comments(0)

喪失についてのつれづれ

どうやったら“喪失”を乗り越えていけるだろうか、ということをこの何年か考えている。


何かを得ることは何かを失うことと表裏一体だったりするし、何かを得た瞬間それを失くす恐怖が始まる。
そしていつかやってくる喪失。自ら望んで手放すこともあれば、望まない喪失もある。や、喪失っていう以上後者か。


いろんな形の喪失がある。残された人の人生や生き方を変えてしまうほどのものだってある。そこまでの喪失を経験していない自分のような者が何を書いてんだって話ですが。


元々一人で生まれて死ぬ時も一人。でもその途中でたくさんの人生と交わり、一人じゃなくなる時間がたくさんある。一人じゃないと思える時間が。

錯覚だろうか。得たと思わなければ失うこともないんだろうか。期待しなければ裏切られることもないように。


「さようならが寂しくないなら 手放す時ためらわないなら 会わない方が すれ違う方が 手に入れてしまわない方が」(不死身の花 / ザ・ハイロウズ)


今年、宇多田ヒカルが8年ぶりに発表した新譜『Fantôme』はほぼ全編にわたって、3年前に亡くなった彼女の母親のことが歌われている。曲によってはどうしようもなく重く、暗い。そんなアルバムがチャートの首位に立ち、日本以外の何ヶ国もの国のチャートに入り、朝の連ドラの主題歌になり国民的ヒットになったこととか、こんなにも受け手が発し手の事情を知った上で聴くアルバムも珍しいんじゃないかなとか、色々なトピックや思うことはある。

昔、彼女の“For You”という曲を聴いた時に、孤独について歌わせたら彼女の右に出る者はないなと思ったけど、その点に関しては健在どころか、より深いところにいってるなと思う。


このアルバムの歌でも歌われているし、昔からよく云われる、「わたしの中にあなたがいる」。その人はいなくなっても、その人から教わったこと、その人から受けた影響、その人が選びそうなこと、そんなことが自分の中にあるなら、その人は永遠にいなくならない。死ぬまで一緒だ。


とは言え実体のないものを抱えて生きていくのは時につらい事だと思う。それを埋めようとして人はもがく。悪いクスリにも手を出す。喪失を越えていくものは何だろう。


結局は出会いと別れを繰り返していくだけだろうか。得ては失い、得ては失い。その中で虚無的になったり失うことを恐れる余り人を束縛したりもするでしょう。するでしょうよ。その中で強くなるとか難しいことでしょうよ。


それでも悲しいことに/ラッキーなことに、人はいつか忘れる。そのことは忘れなくても、痛みや感傷は薄まる。忘れようとしても思い出せないっていうのが現実になる。それは、いなくなった物や人が自分と同化するから。わたしの中にいたあなたが、自分の一部になる。それが、クワイ=ガン・ジンの言う“リビング・フォース”にもつながるような気がして。




etk.




追記。『トニー滝谷』と『her 世界でひとつの彼女』という映画にインスパイアされて書きました。
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by jet-beetle | 2016-12-11 00:00 | 雑記 | Comments(0)
こんばんは、市原です。夢は山のふもとで犬と暮らすことです\(^o^)/


アメリカン・ニュー・シネマを敬遠してた、っつーか偏見があったんです(´・ω・`;)

ベトナム反戦運動を始めとする当時の世相を反映した暗い映画。無軌道だったり狂信的だったりする主人公が破滅的な結末を迎える映画、っていうイメージがあって…まぁ間違ってないんですけどw

その作品群そのものよりも、70年代後半になって『ロッキー』や『スターウォーズ』といった夢や希望を鼓舞する映画が復活したことによって、それらが駆逐されていったっていうエピソードの方に魅力を感じちゃったんです。あとは普通に辛気くせぇバッドエンド観たくねぇなっていうw
大学生の頃に観て興奮した『タクシードライバー』も、30過ぎてから観たら単にコミュ障の社会不適合者が暴走する話だな、って思っちゃったし(๑•﹏•)


『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を観たわけです。中古盤屋に行けば割と安価で並んでるからタイトルは知ってたけど、『ゴッドファーザー』観てればアメリカのギャング映画なんて観なくてもいいべ、くらいに思ってたのでスルーしてきた映画を。でも近年のジェニファー・コネリー熱の急騰もあって(笑)ちょっくら観てみっかぁと手に取ったら、するっと良かった(●⁰౪⁰●)
集中力のない自分がするすると引き込まれた(●⁰౪⁰●)
音楽がいいっすよ。さすが巨匠エンリオ・モリコーネ(*´ω`*)
そしてやっぱりジェニファー・コネリー。神ってた(;´Д`)

元気になる映画ではないけど(笑)。その点では一緒に借りた『her 世界にひとつだけの彼女』の方が色々と考えさせられ、かつ自分を省みるきっかけにはなったなぁ。映画の楽しみ方も色々ってことでthe end(-_-)b


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etk.

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by jet-beetle | 2016-12-08 22:44 | 雑記 | Comments(0)