誇り高く生きよう(続・ガタカ)
2017年 11月 12日
まぁ、聞いてくださいよ(ここから別の話題)
こうして役者などやって人前で芸を披露して拍手を浴びたり笑いを頂いたりしていると、自分がいわゆる“陰キャ”であることをつい忘れがちなんである。だが先日、はっきりと某日、それを思い出させ痛感せらるる機会があった。
中学や高校に上がって男子が女子を異性として意識し出してから今日に至るまで、僕は女子に簡単に声をかけ、仲良くなれる側の男子には終ぞなれなかった。明るいイケイケタイプの芸人さんやエグザイル的な人たちにはどう逆立ちしたって太刀打ち出来なかったのだ。
そんな自分がせめて自分を叫べる場所を探し彷徨い、ようやく見つけたのがこの場所だったんじゃないのか。外見や話術、カラオケの上手さで勝負出来ない自分ごときが、煮込まれきった内面を芸として昇華する場として見つけたのがこの場所だったんじゃないのか。
ハッとさせられた。一番大切なことを忘れてしまいそうだった。
終わりのない復讐。それこそが自分のモチベーションだったのだ。ルサンチマンはヒーローの名前みたいだけどヒーローの名前じゃない。終わります!
etk.